芸術性理論研究室:
 
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(*) ここで動因の再産出性を捨てることによって「では現平衡が次回の平衡においてどの位置価を与えられるのか」と問いたくなるかもしれない。しかしシステムは前回のレポートで述べたように超文脈的な現在者でしかないため、過去は現在の亜種として含意するものである。理論機構において産出されるかもしれないし、産出されないかもしれないものへ確定的な部分を与える必要はない。拙論『無根拠性について』参照。